無職6ヶ月目が語る、無職あるある13選

雑記

2021年5月半ば頃、社会人1年2ヶ月目にして突如として2社目の会社を辞めて以来、半年近く無職状態が続いている。
仕事を辞めてから当然ながら生活がガラッと変化した。
この記事では、無職になったことで生じた変化や感じたことを13個、挙げていく。

お金がなくなる

当然ながら収入が得られなくなるので、お金はどんどん減っていく。

私の場合、幸いなことに会社を辞める際に損害賠償金を社長から獲得できたこともあり、無職前半では問題なく過ごせていたが、そのあとは楽ではなかった。交通費を浮かすために、なるべく徒歩や自転車で移動するようになった。

失業すると、要件を満たせば失業保険と呼ばれる手当てが自治体から受給できる。
しかし私はよく調べもせず、どうせまたすぐに就職するだろうと思っていたので結局申請しないまま、もらいそこねてしまった。

受給開始の前に再就職が決まれば、再就職手当を受け取ることができるということも、あとになって知った。失業したら、とりあえず何も考えずに地域のハローワークと役所に電話して相談してみることをオススメしたい。

ヒゲを剃らなくなる

会社員をしていたときは、毎朝ヒゲを剃っていた。
しかし、会社に行く必要も人と会う必要もなくなるので、剃らなくなった。(就活を始めた8月からはまた日常的に剃るようになった)

クリーニング屋と疎遠になる

前職では毎日スーツで出社していたが、無職になったことにより全くスーツを着なくなったので、月に2-3回は使っていたクリーニング屋に全く行かなくなった。

曜日感覚が死ぬ

平日も土日も祝日も、無職からすれば同じなので、曜日に無頓着になった。

ただ、就活を始めてからは、会社からの連絡が平日しか来ないこともあって、曜日を多少は意識するようになったし、何も進展しない土日が逆にうとましく感じるようにもなった。

生活リズムが乱れまくる

働いていたときは朝9時半に出社する必要があったので、8時半過ぎくらいには起きていたし、翌日の仕事に支障を来さないために深夜2時くらいまでには寝るようにしていた。

しかし仕事をしなくなったことによって、昼に起きて朝に寝て、夕方起きて明け方に寝て、昼に起きて深夜に寝る…というような無秩序な生活を送るようになった。
そのせいか、顎を中心にニキビができまくるなど、肌が荒れてしまった。

近所の人などにどう思われてるんだろうとちょっと気になる

平日の昼下がりなどに、家の近くを無精髭にボサボサの髪にカジュアルな格好でブラブラ歩いたり行きつけの弁当屋に行ったりするとき、近所の人やお店の従業員に「コイツこんな平日の昼過ぎに働きもしないで何やってるんだろう。NEETか?」とか思われてるんじゃないかとか思ったりしていた。(自意識過剰だろう)
まあ最近は在宅ワークが増えているので、以前ほど世間的にも違和感はないはずだが。

職業欄で無職を選択するのが躊躇われる

https://moto-neta.com/net/no-job/

病院で問診票に記入するとき、アンケートに答えるとき、大抵の場合、職業欄が存在する。
そこで無職という選択をするのは人生で始めてのことだった。
最初は新鮮だったが、徐々に後ろめたさが増してきた。

アルバイト応募の際も、無職だと不利になるんじゃないかと思い「フリーター」を選択していた。
就活の際は、途中から個人でWEB制作をやり始めたこともあって「フリーでやってます」感を出したりもした。

この先、働いていけるか不安になる

ブランクが長引けば長引くほど、ますます就職に不利になる。
そうでなくとも、無職として自制が求められない生活を送り続けたことによって、就職が決まったとしてもそこでちゃんと働いていけるのか、自信が薄れていった。
大学生の長期休暇の3倍くらい無職をしていたわけなので、働き始めてからもある程度のリハビリは必要かもしれない。

明日仕事か~という気だるさと無縁でいられる

https://omocoro.jp/kiji/121906/

どんな仕事にも多かれ少なかれダルさはつきものだと思うが、無職になると、そのダルさから完全に解放される。

友達と会って遊んだりしたとき、締めの時間が近付くにつれ、「あ~明日仕事か~」とダルそうにしている様子を見るときに実感する。「あ、俺仕事ないやん、ヤッター」みたいな。これは特に無職初期によく感じたものだった。

周りに気を遣わせないかと心配になる

無職だと、知人友人と一緒に食事に行くときなどに、会計の際に相手が気を遣って多めに出そうとしてくれたり奢ってくれたりすることがよくある。 (逆にそんなのお構いなしに奢らせてくる人もいるが)

気持ちは有り難い一方で、やはり気を遣わせてしまってるなという負い目があった。また生活が安定したら今度は自分が多めに出したり奢ったりしたいという気持ちが沸いてきた。

有り余る時間の割にフットワークが重くなる

就活をしていようが、1日の中でそれに割く時間なんてせいぜい数時間程度なので、無職には自由に使える時間が山程ある。

しかし、無職は往々にしてお金がないので、お金がかかることをなるべく避けようとする。
その結果、友達に誘われても、ややフットワークが重くなってしまう。

ただ私個人としては、そんな機会損失はなるべく避けたいので極力腰を上げるようにしていた。それもあって金欠が大いに加速したが、後悔はしていない。

異性への関心が減退する

これは特に人によると思うが、私の場合はそうだった。
無職になってもう半年、誰にも恋愛感情が沸かない。
もちろん「あ、この人綺麗だな」などと思うことはあるものの、その先にいこうという気持ちが沸かなくなった。

「仕事をする」という行為には戦闘モードという側面もあると思うが、だからこそ仕事をすることによって精力が沸くというのはあるんじゃないかなと思う。
あと、やはり「仕事がデキる」「成果を出している」人は自信に溢れている人が多いが、そんなものとは無縁の存在である無職は、その意味でも自信があまりないし、どうせ無職なんて相手にされないだろうという思いもあって異性に対して積極的に行く気になれないのかなとも思う。

生産意欲が湧く

https://www.pakutaso.com/20170642160post-11988.html

無職はアウトプットしないものだ。
しかし、無職期間が長くなるにつれ、何も生み出さずにいる自分に焦り出したり、マンネリ化した生活に刺激を与えたくなってきたりするようになった。だからYouTubeを始めたりもした。

逆に、無職になっていなかったら、あるいはもっと早く就職が決まっていたら、YouTubeを始めることにはならなかったと思う。

それにしても、まさか半年も無職をすることになるとは思っていなかったし、時間を有効に使えたという自負もあまりなく、時間の割に得られたものは少なかったようにも思う。
しかし、のちに振り返ったとき、あの空白とも言える時間があって良かったと思えるような展開にしていきたいと思う。

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