大学のサークルには2年からでも3年からでもガンガン入ればよい

人間関係

大学時代、サークルには15以上は入った。
スポーツ、軽音、ディスカッション、映像制作、イベント運営など多岐に渡る。
サークル以外の団体も含めると、さらに多い。

「さぞサークルに明け暮れる日々を送っていたのだろう」と思われるかもしれないが、そうでもない。
ユルいものばかりを選んだし、ほぼ行かなかったものもある。

全て同時期に所属していたわけでもない。
1つにつき、長くても2年くらいだった。(留学したからでもあるが)

1年生のときに入ったのは4つ(春に入ったのは2つ)くらいで、2年次や3年次に加入したものが大半だ。だからほぼほぼ途中参加だ。
余暇に占めるサークル関係の割合は、時期にもよるがせいぜい20%未満だっただろう。

2年生以降でもガンガン入ればよい

サークルは1年の初めに入るもの、という謎の風潮がある。
馴染めるか不安などという理由で、それ以降に新しく入ることにためらいを覚える学生は多い。
実際、結果として馴染めない人もいるだろう。

しかし私は「2年でも3年でも4年からでもガンガン入ればい」と言いたい。

当然ながら人間の興味の対象は変わりつづける。1年の最初に選んだものをずっと続ける必要はないし、新たに興味を抱いたものに手軽に足を突っ込んだっていい。

また、2年や3年になると、人間関係の変化が生じにくくなる
多くの大学生の人間関係は、おおむね同じ学科や1年次に入ったいくつかのサークル、バイト先、友達の友達くらいで留まってしまう。
毎回ほぼ同じ顔ぶれでも楽しいかもしれないし、それはそれで価値があるものだが、新たな気付きや刺激は得られにくい

そんなマンネリ化した日常に変化を起こす一つの手段として、関わるコミュニティを増やすというのは手軽で即効性がある。

大抵の場合、人はサークルの活動内容よりも、そこで築かれる人間関係に、より意義を感じる。

コミュニティによって人種は様々だ。

大学には山ほどの学生がいるのに、最初の方に関わったごく一部としか付き合わず、変化がないのは学びや刺激に欠ける。面白い奴はいっぱいいる。

そもそも、自分に合ったコミュニティ(人種・活動内容)を選ぶのが入学・新歓のタイミングだけだなんて、無理がある。そのときに触れられる情報にも限りがあるし、時間が経つにつれて自分自身も変わっていくのだから。

もっと気楽に考えればよい

部活やガチガチのサークルならまだしも、一般的なサークルに入ることは、もっと気楽な行為であっていい。

行きたいときにユルく参加する、そんなノリでいいんじゃないだろうか。
つまみ食いでいいじゃないか。気負う必要はない。

まずは体験や見学に行き、なんか波長が合いそうだなとか、なんか面白い奴がいそうだな、と思えば、ユルく参加させてもらえばいい。そこからまた機会が拡がり、自分次第でまた何かが生まれるかもしれない。

抵抗がある場合は、

  • 人数が少なめのところを選ぶ
  • 所属している友だちに誘ってもらう
  • 他に興味がありそうな友だちと一緒にいく
  • 学園祭で出店しているところをフラッと訪れ、メンバーと話す

などといった方法も考えられる。

馴染めなさそうだったら、他を当たればよい。

日常にスパイスを

蛇足的に付け加えると、自分が好きな活動内容であることは前提で、悔しいと思える場自分が下の位置にいる場を求めてサークルに入るのも一つだと思う。

たとえば、球技系のスポーツサークルに入ったときは、自分より上手い人が多く、奮起させられた。

週1回の活動でも不慣れなことをして、「悔しい!」と感じたり「どうすればもっと上手くできるだろう」と試行錯誤を重ねたりすることは、生活における良いスパイスになったと感じている。

また、人見知りだと自覚している人は、アウェーを味わうことでその克服の訓練の場として使ってみるのもいいかもしれない。

というわけで、

「新しい人間関係を開拓したい」

「チャンスを拡げたい」

「生活にスパイスが欲しい」

「入りそびれたけど、入ってみたいサークルがある」

「入りたいけど、もう遅いかな」

などと感じている大学生(大学生でなくても)は、サークルに限らず、前期だろうが後期だろうが、学年問わずにガンガン足を動かしてみてはいかがだろうか。

2018/04/11

 

—追伸(2019/04)—

大学5年生ながら、ラップサークルと更生保護協力団体にも新たに参加しました。

他大学サークル新歓潜入記はこちら。

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