誰かに対して負の感情を抱いたときに、失敗しないために意識したい2つの姿勢

人間関係

誰かに対する怒りや憎しみ、恨みといった「負の感情」との向き合い方については、以下2点を原則とするのが良いと思う。

1. 負の感情を迎え撃たない

2. 負の感情から無理に逃げない

負の感情を迎え撃たない

「相手の感情的な暴言や何らかの策略に対して、同じ土俵で返報しない」ということ。

相手が感情的になって攻撃的な言葉を吐いてきたら、大抵の人は言い返したくなる。
その気持ちをグッと堪え、冷静な返しを繰り出す。または無視する。
あとでイチャモンをつけられる口実となるような欠点・不備を作らないことが一番だ。

刺々しい憎悪の荒波には、波打つことのない清らかな静水で接する。

感情は返報する。優しい言葉には優しい言葉が、キツい感情にはキツい感情が返ってくる。そうしてボルテージが上がっていく。下手をすれば泥沼化することになる。

むしろ相手の攻撃を柔らかく包み込み、優しさのある言葉を返せば、相手は肩透かしをくらって怒りや憎しみの行き場をなくし、一気に態度を軟化させてくる可能性が高い。優しさや余裕に怒りや憎しみをぶつけるのはなんかダサいから。

以前、友人女性が浮気をし、ゴミ箱の使用済ゴムを見られて彼氏にバレた。その彼氏は彼女を振ったあと、攻撃的なLINEを彼女に送った。彼女もまた、長文で攻撃的に反応した。

それに対する彼の返信は「長文お疲れ、もうLINEしないでね」などというアッサリしたものであった。こう返されては肩透かしを食らうよりほかはない。

「相手が感情的に返してきていた方が良かった」と彼女は言った。

負の感情から無理に逃げない

腹が立つことがあると、合理的な人間なら「負の感情に振り回されて無為な時間を過ごすなんてバカらしい」と割り切って、生産的なことに時間を費やそうとする。

それでうまくいけばいいが、不完全消化の負の感情は、それが強いものであれば、また沸々と沸き上がりやすい。

そうして、中途半端な気持ちをずっと抱き続ける不安定な状態が続く。

強い負の感情に関しては、しっかり向き合って、書き出したり誰かに話したりすることで、言語化して整理したほうがいいケースが多いと私は思う。

もちろん、愚痴ばかり発していては、周囲にとっての自分の価値が下がっていく。
しかし「理不尽な目に遭ったときの」「正当性のある」愚痴なら、まず問題ない。

世界は、愚痴が沸かないような造りはしていない。
どうせ大抵は時間が解決するが、解決に時間をかけていてはストレスは溜まる一方だ。
そうやって整理することで、しっかり前に進むことができる。

あるいは

「負の感情を迎え撃たない」と書いたが、

・相手との関係がどうなってもいい場合

・迎え撃たなければ後悔すると感じた場合

・自分なり正義を貫く必要がある場合

においては、その限りではない。

場合によっては、思いきり怒りなどを発散させてしまうのも、必ずしも悪いものではない、一つの現実的な選択だ。

2016.12

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