「生まれ変わるなら飼い猫になりたい」というワーカホリックな先輩

雑記

昨年末、会社のオフィスで先輩の女性社員と軽く雑談していたときのこと。

少し顔の疲れた先輩は「生まれ変わるなら飼い猫になりたい」と言った。
一日中気ままに転がって過ごしたいのだという。

執行役員である先輩は朝から晩まで仕事している。
日々大量の業務に追われる中でなかなか余裕がないのだろう。

私は飼い猫にはなりたくないと思った。
刺激や変化が欲しい。新しい世界を積極的に見にいきたい。

飼い猫なら多くの場合それはあまり望めないだろう。
だったらまた人間、あるいは他の惑星の高度な生命体がいいなと思った。

それから間もなくして、私は鬼ハードな案件にアサインされた。
自分には適性があるとは思えない、しかもつまらない業務に日々神経を擦り減らしていた。

ふと、少し前に先輩が「飼い猫になりたい」と言っていたことを思い出した。
飼い猫か、いいな。その気持ちが理解できたような気がした。

仕事もない。課題もない。狩りをする必要もない。
荷物も何もなく、身軽に生きていける。

確かに人間ほど新しい世界を知ることはできないだろう。
物理的にも知識的にも狭い世界で生きることになるのだろう。

でも猫ならそんなことも考えずに済む。
猫なりの発想の範疇で、気ままに幸せに生きられるはずだ。

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