複数人旅のメリット6選・デメリット5選

旅/紀行

複数人旅におけるメリットとデメリット。

これまでは一人旅か二人旅が専らだったが、今回キューバを5人で旅したことを踏まえ、傾向として考えられるそれらについて考えてみた。

複数人旅のメリット

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手間が削減できる

これは自分がどういうポジションに立つかによって変わってくる。

リーダー格の人間が他にいて、あれこれ調べたり考えたりしてくれれば、楽になる。

チケットや宿の予約、スケジュール作成など。

安心感が得られる

単純に一人は寂しいという人にはこれが大きな価値を発揮する。

他者と同調することで責任や非難が分散されることによる安心感もある。

感情や情報を共有できる

誰かと一緒にいれば、感情や情報を共有しやすい。

一人旅は孤独なので、感情を分かち合うことができない。
その場その場で出逢った人たちとならできるが、常に誰かがいるわけでもない。

色々摘み食いできる

露店やレストランなどで、各々が頼んだ料理や飲み物を少しずつ分け合えば、一度に低価格で色んな食事を楽しむことができる。

未知の体験が得られる

自分一人であればしないであろうことを体験できたりする。

草原に興味がなければ、草原に行くことはない。
しかし、仲間が草原に行きたいと言えば、行くことになるかもしれない。

自分一人だったら選ばなかった、考えもしなかったプランによって、新たな世界を知ることができたりする。

コストが削減できる

宿泊施設やタクシーなどの割り勘が可能。

割り勘によって旅の出費の多くを占める宿泊も移動も安く快適にできる。 

複数人旅のデメリット

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自由が効かない

人数が多くなるほど、性格や趣味嗜好が多様になるほど、自分のやりたいことが互いに制限される。

対策は、自由行動の日や時間を作ること。
数日は行動を別にして、その後再合流する、などでもいい。(2対1とかになると揉めそうだが)

リーダーは大変

複数人いると、自ずと役割が分担される。
しかし、労力が平等に分割されるとは限らない。

リーダー的な人が一人で旅程を考えたり、皆のチケットを手配したり、宿の予約をしたりと、一人旅をする以上に手間を取られることになったりする。

それが原因で関係に亀裂が入りギクシャクした空気が生まれてしまうかもしれない。
状況によっては、負担を分散するなどの工夫が求められる。

リーダー以外の人は、積極的にできることを探して提案する。
リーダーは、腹を割って皆に一部お願いする。
などなど、コミュニケーションを取ることである程度解消される。

出逢いが減る

複数人旅の場合、内輪になってしまいがちであり、現地の人や他の旅行者などに話しかけづらくなってしまうことにより、現地での出逢いが少なくなりがち。

枠が足りなくなる

3人いるのに、残りの座席があと2つしかない。
みたいなことが、人数が増えるほど起きやすくなる。

だからこそ事前に予約できるものは予約しておきたい。

あと、似たようなところでいうと、5人いればタクシーに乗りにくくなる。(2台に分かれるしかない)
ただし、キューバーのクラシックカータクシーは窮屈ながら5人+運転手でも乗れた。

気を遣うことになる

一緒に行くメンバーとの関係性によるが、多かれ少なかれ。

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キューバ・ビニャーレスの葉巻農園で乗馬

一人旅、複数人旅。

いずれにせよ、行動に制限が生じるし、いい部分もそうでない部分もある。
どこに行くにしても、行き先や旅の目的によって人数を調整するのが望ましいということ。
もちろん、柔軟に動けば、一つの旅でも両方の良さを味わうこともできる。 

これからも、色んなカタチの旅を経験していきたいところだ。

2018.06

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