とにかく言うまでもないということを伝えるための表現技法

雑記

「言うまでもない」という言葉が好きだ。

学園祭で個人で出した店の名前の略称を「言うまでもない」にしたほどである。(正式名称はもっと長かったが忘れた)

なぜ好きなのかって?

そんなこと、

当然ながら、

言うまでもない。

というわけで今回は、「言うまでもない」の類語(=IMN類語)を列挙していこうと思う。

誰得なんだよって?

もちろん、言うまでもない。

では、スタート。

まずは、基礎的なフレーズから。

言うまでもない

言うまでもなさすぎる

もっともべーシック。

略してIMNと記すことも可。

例「あの清楚な女の子の趣味がカバの乳絞りであることは言うまでもない」

言わずもがな

古くからある、大和言葉。

明らかである

自明である

それは自明の理である

ベーシック表現。

明らかは「AKRK」と略することも可能。

なお、自明は「JMY」と表すことができることは自明である。小文字でも良いことはakrkにjmyだ。

当然だ / である

当然すぎる

当然ながら

これもベーシック。

「当然」の略称はTZ。「当然ながら」だとtzngr。

特記に値しない

特筆すべき理由はない

文語表現。インテリ感を醸し出すことができる。

例「あの豚が彼女の遠い親戚であることは特記に値しない」

人類共通の認識である

かなりの強調形・誇張系。

例「世の凶悪犯罪者の100%が炭水化物を摂取したことがあるという事実は人類共通の認識である」

it is natural that S V (Vは原型)

needless to say

no need to explain

no hace falta decir

英語やスペイン語。

何となく外国語でイキりたいときに使える。

さて、基礎はこの辺にして、応用へ。 

当然という言葉で形容されるために生じた事象である

言うまでもないと言っても過言ではないであろうことは想像に難くない

当然という言葉はこの日のために編み出されたと言っても過言ではないほどに言うまでもない

如何なる主体にとっても明らかに想像に難くない事実である

言うまでもないと言う時間と労力すら惜しいと感じる

言ったところで話者本人の時間と労力の浪費以外の意義は存在し得ない

失明の恐れが生じるほどに照り輝く明らかさである

君の口に綿を詰めて喋れなくしたいほどにその発言は言うまでもない

君の口を縫い付けて喋れないようにしてやろうかと本気で凄みたくなるほどに自明である

その明らかぶりに馬すら説明を聞くことを拒む

彼は「言うまでもない」の権化/化身である

君のその発言で消費した酸素、カロリー、時間その他もろもろがあれば、アフリカの子供を100人は救えたでしょうね、とその勿体なさを嘆きたくなるほどに、言うまでもない

「言うまでもない」の神を喜ばせるために生まれてきたのかと疑わざるを得ないほどの発言である

彼は「言うまでもない」の星の下に生まれてきたのか

彼は「言うまでもない」と言われるために存在するのか!?
(cf. 甲子園は清原のためにあるのか!?)

もし「言うまでもないモノ」コンテストが存在するならば圧倒的に優勝するレベルで言うまでもない

言うまでもない偏差値の高さが法であり秩序、絶対正義の世の中であったならば、彼の発言は荒野を支配するであろう

言うまでもないという言葉を発する間に己の時間と労力の無駄を痛感させられ一層身を引き締めて時間を大切に日々を過ごさねばと思わせられるほど言うまでもなさすぎる

そんなこと、明らかに言うまでもないことは、鉄筋コンクリートで出来た2トンの巨大なボールをウィル=スミスにぶん投げたら死ぬであろうことと同様に、想像に難くないに決まり切ってるだろうがバカか、と誰かが言ったとして、その発言に賛同の意を表明することになるであろうことは、真夏の昼下がりのよく晴れた空に燦々と輝く太陽を1時間見つめつづければ失明する可能性高いのと同様にjmyであると言っても過言ではない(婉曲表現とのミックス)

ちなみにこの記事がゴミ記事であることに疑いの余地はないことは言うまでもないと言いたいが、そもそもそれは、そんな言葉を発することによって消費される酸素やカロリーの存在に対して罪悪感を抱いて自らの死を計画しはじめるレベルで特記に値しないほどに自明であるといっても過言ではない。

2018.11

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